特集奈良ラーメン探検隊活動中!

歴史文化

鮮やかな色彩に感動、高松塚壁画を一般公開

関連ワード:

石材ごとに分かれた高松塚古墳壁画を見学する人たち=22日、明日香村平田の国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区内の仮設修理施設

 発見から50年を迎えた高松塚古墳壁画(国宝)の一般公開が21日、奈良県明日香村平田の仮設修理施設で始まった。事前応募制で27日まで。全日定員(各日120人)に達している。次回は7月。

 

 参加者は高松塚古墳や壁画の発見、カビの発生や保存修理などの解説を映像で見た後、16個の石材が並ぶ施設をガラス越しに見学。色鮮やかな壁画と10分間、静かに対面した。見学の後は文化庁職員が質問に答えた。カビ除去などのクリーニング作業中にも一度見学したという仙台市の会社員相沢孝一さん(57)は「教科書で見た美しい壁画の実物が目の前で見られる」と2度目の来訪。生駒市の男性(63)は「とりわけ女子群像が鮮やかな色彩で感動した」と話した。千葉県の女性(24)は「石材の形などもよく分かり、興味深い。これから古墳巡りも楽しみます」と明日香村巡りに出発した。

この記事の残り文字数:115文字

この記事は歴史文化ジャンルの有料記事です。
続きをご覧になりたい方はログインまたは会員登録をお願いします。

初月無料で今すぐ見る
(会員登録画面へ)


奈良新聞デジタルの有料プランに入ると

  • 月額550円から有料記事が読める
  • 広告なしで快適に閲覧(一部バナーを除く)
  • 上位プランで紙面宅配や紙面ビューア利用可

購読お申込みの案内はこちら

関連記事

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド