教育
山辺高校内で茶摘み体験実習
奈良市都祁友田の奈良県立山辺高校内にある茶畑で18日、「茶摘み体験実習」が行われ、生徒45人が茶摘みを体験した。同校の恒例行事だが、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの実施。収穫した茶葉は製茶後、販売されるという。
収穫したのは2年生の授業「茶の栽培と文化」を通して栽培された茶葉。2~3年生は機械を使って収穫し、1年生は手摘みを体験した。代表の生徒は大和絣に茜だすきを掛けた茶娘の姿になり、茶摘みの風景に花を添えた。
手摘みを体験した同校1年の小沢颯太さん(16)は「茶摘みをしたのは今日が初めて。最初は難しかったが、慣れたら楽しい」と話した。