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世界遺産登録へ自公議員らPR 高松塚古墳壁画発見50年

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自民、公明両党に要望書を渡す村井副知事(右端)と森川村長(左端)=18日、東京都千代田区の参院議員会館

 自民党の「飛鳥古京を守る議員連盟」(細田博之会長)と公明党の「明日香村の保存・整備PT」(北側一雄座長)の合同総会が18日、東京都千代田区の参院議員会館で開かれた。森川裕一奈良県明日香村長や村井浩副知事、亀田忠彦橿原市長らが出席し、同村のあり方について両党国会議員らと意見交換を行った。国土交通省の宇野善昌都市局長と文化庁の塩見みづ枝次長が、それぞれの取り組みを報告した。

 

 今年は1972(昭和47)年3月の国宝高松塚古墳壁画の発見から50年を迎えた。県や同市村は「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録を目指している。森川村長は、世界遺産登録の早期実現▷国宝高松塚古墳壁画の保存公開施設の建設▷国営飛鳥歴史公園館の案内機能の充実―について現状報告し国の支援を要望。村井副知事は「令和4(2022)年度推薦候補選定」を目指し来月末に関係書類を提出するなど、25年の登録実現に向けた取り組みを紹介した。

 

 森川村長は「(世界遺産登録に向けて)道筋がはっきり見えてきた。議員連盟の先生方の理解を得て共に頑張りたい」と意欲を語った。

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