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江戸~明治時代の薪能の史料公開 - 奈良市史料保存館

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江戸時代~明治時代の薪能の史料5点が並ぶ会場=10日、奈良市脇戸町の市史料保存館

 世界遺産の春日大社と興福寺で開かれる奈良を代表する伝統行事の一つ「薪御能(たきぎおのう)」。今年は3年ぶりに一般公開し、20、21日に開催される。その「薪能」展が奈良市脇戸町の市史料保存館で開かれている。テーマに合わせて、史料を毎月数点展示する「ならまち歳時記」の一環。江戸時代~明治時代の薪能の史料5点を展示する。29日まで。入館無料。

 

 薪能の様子を簡素な絵図で表した1728(享保13)年の「薪能舞台配置図」は今回が初展示。江戸時代の大和の代表的な地誌「大和名所図会」と、大仏殿前で名所案内や絵図を刊行していたという「絵図屋庄八」の「改正絵入 南都名所記」、幕府の消滅や興福寺の廃寺に伴い、一時断絶した薪能が有志によって復興された1880(明治13)年の「薪能番組表」も展示する。

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