政治
「地方経済立て直しを」 茂木・自民幹事長が来県
参院選に向け支持訴え
自民党の茂木敏充幹事長が8日、今夏の参院選県選挙区(改選1)に党公認で立候補を予定する現職の応援などを目的に来県し、地元の小林茂樹衆院議員や堀井巌参院議員らとともに奈良市のJR奈良駅前で街頭演説を行った。
茂木幹事長はまず、成立した過去最大の総額約107兆6000億円の本年度一般会計当初予算に触れ、「1日も早く執行して新型コロナウイルス感染症で痛んでいる地方経済を立て直したい」と主張。日本経済を元の成長軌道に乗せるために投資の拡大の必要性を力説し、「デジタル、グリーン(環境問題に配慮した経済活動)、人への投資を拡大することで経済の好循環が生まれ、GDPも成長する。そのための党としての政策を打ち出し、実行したい」と訴えた。