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色とりどり浮かぶダリア、明日香・岡寺で「華の池」

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色とりどりのダリアの花が浮かぶ「華の池」=4日、明日香村岡の岡寺

 明日香村岡の岡寺で、ダリアの花を池一面に浮かべた「華の池」が行われており、連日多くの参拝者が訪れている。8日まで。

 

 ダリアは天竺牡丹(てんじくぼたん)とも呼ばれる初夏から秋にかけて咲く花。5月の母の日に向けて多く作られるが、前後に咲いた花は売り物にならないという。

 

 同寺では2015年に造園業者などからロスとなった花を初めて献花された。「花が無駄にならないように」と、同寺の川俣海雄副住職と造園業者が、ダリアの花の使いみちを相談。手水(ちょうず)鉢などに浮かべてみようと決まった。

 

 当時、花を浮かべて生けることは、どの寺もやったことがなかったようで、手探りの状態ながらも成功。その後毎年、行われるように。近年は手水鉢だけでなく、手水舎横の池にも期間限定で浮かべている。

 

 今年は、池に浮かんでいるダリアの花は約1000輪。2度入れ替えるため約3000輪の花を用意するという。

 

 午前8時から午後5時。拝観料は大人400円。問い合わせは同寺、電話0744(54)2007。

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