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24時間の防犯体制へ 奈良県警の交番・駐在所最適化 - ニュース最前線
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昨年2月に県警が策定した「県警察交番・駐在所最適化指針」。治安情勢などの変化に対応するため、県内176施設の交番や駐在所を統廃合するなどして5年をめどに134施設にする。地域住民にとっては、親しみのある駐在所がなくなり、顔なじみの“お巡りさん”が居なくなるさみしさや不安はあるが、昼夜問わず事件対応やパトロールが可能になるなどメリットも多く、県警はさらなる治安水準の維持、向上を目指して最適化を進めている。(司法担当・梶田智規)
いつもいてほしい
現在の交番、駐在所の配置場所や数は1998年ごろまでの社会情勢などをベースに策定されている。しかし、現在では少子高齢化が進み、住民の生活形態が変わるなどして犯罪の発生状況は大きく変化している。