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経済

「一部に弱さも緩やかに持ち直し」 4月判断の奈良県内経済情勢報告

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 奈良財務事務所は27日、令和4年4月判断の県内経済情勢報告を発表した。総括判断は「新型コロナウイルス感染症の影響により、一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直している」とし、前回の今年1月判断から据え置いた。主要3項目の個人消費、生産活動、雇用情勢についても、いずれも判断を据え置いた。先行きについては持ち直しへの期待の半面、慎重な姿勢も示した。

 

 個人消費は「一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直している」と前回判断を据え置き。家電関連は半導体不足の影響で在庫不足が生じて低調に推移しているが、感染症の影響を受けていた各種小売業では客足が回復傾向にあり、観光関連でも人出が増加して持ち直しの動きが見られるとする。

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