社会
酒器や鉢など40種類160点 奈良でガラス作家の高梨良子さん「吹き硝子展」
ガラス作家、高梨良子さん(47)=石川県能美市=の「吹き硝子展」が25日、奈良市不審ケ辻子町のギャラリー「藤影堂」で始まった。グラスや酒器、鉢、花器など約40種類約160点を展示販売。春の日差しを通したガラスの光の反射を意識して制作されている。5月15日まで。
昨年9月に次いで2回目。2007年に独立して能美市に工房を構える高梨さんの作品は、棒状の色ガラスをいくつも組み合わせてしま模様のガラス棒を作ることから始め、そのガラス棒を成型して完成させる。すべての工程を一人でこなすため時間がかかるものの、優しく温かい手作り感が出ているのが魅力だ。