きょう20日は二十四節気の一つ「穀雨」。田畑を潤し、穀物の成長を促す“恵みの雨”が降るころ、といわれている。昔から、この日を境に田植えの準備を始める、とも。　

　節気をさらに約5日ごとに初候、次候、末候に分けた七十二候。短い言葉で季節の移ろいを伝えている。穀雨末候は「牡丹華(ぼたんはなさく)」と表現。

　大ぶりで艶(あで)やかな花が咲くボタンが咲き出す。中小姫伝説で有名な葛城市染野の石光寺では見ごろを迎えた。約360種2000株が次々と咲き誇る。

　染井義孝住職は「午前中がお薦め」と当面、午前7時30分から開門。今月末まで楽しめそう。その後、シャクヤクも花開く。詳しくは同寺、電話0745(48)2031。