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新型コロナ感染拡大防止へ「ワクチン接種を」 奈良市医師会、異例の独自会見

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会見で新型コロナウイルス感染予防へのワクチン接種の重要性について語る奈良市医師会の国分清和会長と南部光彦理事(右から)=19日、奈良市柏木町の市医師会館

接種控えに危機感

 

 奈良市医師会(国分清和会長)は19日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大予防にワクチン接種が有効として、5歳以上の子どもや若年層、子育て世代に接種を呼び掛ける会見を市内で開いた。市医師会が独自で行うのは異例。

 

 市医師会が示した市の資料では、新型コロナウイルスワクチンの年代別接種率は17日現在、65歳以上の高齢者の85.9%が3回目接種を終えたのに対し、12~19歳では3回目終了が3.8%。3月8日スタートした5~11歳は1回目5.2%、2回目終了も1.6%にとどまり、若年層の接種控えが顕著となっている。

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