【速報】東大寺大仏殿に液体まかれる
4月14日午後6時7分ごろ、奈良市雑司町の東大寺大仏殿(金堂)=国宝=に液体のようなものがかけられているのを寺職員が見つけ、奈良署に通報した。同署は文化財保護法違反の疑いで調べている。
同署の調べでは、液体のようなものがかけられたのは大仏殿南側の中央左側にある「地覆」と呼ばれる建物の土台に近くに横向きで設置された木。約5㍍間隔で2カ所見つかり、強い臭いなどはなく、染み込んで黒くなっているという。
同署によると、2カ所とも屋根があり雨に濡れない場所で、故意にかけられた可能性が高いという。同署は液体の成分を調べ、防犯カメラの映像を確認するなど捜査を進めている。
【15日午前10時】