社会
原画201点一堂に 明日香で香川さん「迷路絵本展」
迷路絵本シリーズや城郭のイラストで知られる香川元太郎さん(62)の原画展「香川元太郎迷路絵本展―歴史考証をもとに―」が、明日香村飛鳥の県立万葉文化館で開かれている。緻密に描かれた201点のほか、原画を拡大した立体迷路ではクイズを楽しめる。香川さんの大規模個展は県内初。中学生以下無料。5月22日まで。
香川さんは愛媛県松山市出身。幼少期の迷路好きが高じて日本の城郭に引かれ、武蔵野美術大学で日本画を学んだ。舞台背景や大道具に絵を描く仕事を経て、歴史考証イラストレーターとして独立した。