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音羽山観音寺 後藤住職の花だより - バラの盛り花編 2022年春

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これはどこに置こうかな

 音羽山観音寺の玄関にチューリップが飾られていました。花器はチューリップの赤が映える白い彫三島。庫裏の玄関、無量庵は記者が訪れるたび違う花が飾られています。ところがバラは今まで見たことがなかったのです。

 

華やかな玄関のチューリップ

 

バラも大好き 住職と盛り花

 

 「好きかどうか分からないけどバラを持ってきました」という記者に対し「バラ好きですよ~」と笑顔の住職。

 

 前に春の盛り花を取材したので、バラの取材まで考えてなかったのですがー。

 

 「これも生けちゃいましょう。せっかくだから撮ってねー」と住職。急きょ記事にすることにしました。

 

 持参したバラはHeguri Rose(ヘグリ ローズ)。平群(へぐり)町にあるバラ園の花です。いろいろな色を入れてもらったので、生けるのは難しいと思っていました。

 

 「これに生けようかな~」とチューリップの花器に手を掛けました。チューリップ用は別の花器を探しにどこかへ行きました。どうやら彫三島が高価な花器のようで、記者が持ってきたバラを大切に扱う配慮があったのかもしれません。

 

白い花器を持ってくる。「これにチューリップを入れましょう」

 

 無量庵の明るい場所にケヤキの台座があります。住職は丁寧に梅が描かれた陶板も拭いていました。

 

丁寧に拭き上げる。ここがバラの位置に

 

 台所で生けて、こちらに移動して崩れたところを生けなおします。住職の表情がにこにこ。これで終了のようです。

 

バラの盛り花が春を呼び込む

 

 

 

 

音羽山観音寺

山の中にある尼寺。桜井市南音羽

JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km

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