社会
金峯山寺執行長・五條さんがエッセー本 保山さん撮影の映像も
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僧侶目線で綴る修験道の日常
吉野町の金峯山寺執行長の五條永教さん(45)がこのほどエッセー本「金峯山寺の365日」(西日本出版社)を出版した。令和2年に「興福寺の365日」を出版した辻明俊興福寺執事の推薦で365日シリーズの第2弾として発売された。吉野山で千年以上受け継がれてきた修験道の祈り、山伏の寺での日常などを、写真とともに、読者に分かりやすく語りかけるように綴(つづ)っている。
五條さんは平成11年に同寺に入門。同21年には、同寺から山上ケ岳までの24キロの道のりを100日間毎日休まずに歩く修行、大峯百日回峯行を満行。同27年から執事長に当たる執行長を務める。