大和平野中央スーパーシティ構想の第4回検討会が23日、奈良市三条大路1丁目の県コンベンションセンターを主会場にウエブとの複合形式で開かれ、荒井正吾知事ら行政関係者や民間企業、有識者らが参加。今回は「知的な大和平野の創造」をテーマに、同地域に設置が目指されている県立大学の工学系第2学部などについて意見交換した。

　県立大第2学部に関して、同大の浅田尚紀学長は「あり方検討委員会」を設置して、これまで2回の会合を開いてきたと報告し、「DX(デジタルトランスフォーメーション)社会を先導する人材育成を目指す」と話した。