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先人の思い、次代へ 月ケ瀬梅林名勝指定100周年記念植樹祭

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梅の苗木を植樹する児童ら=15日、奈良市月ケ瀬尾山のスポーツ公園

 月ケ瀬(月瀬)梅林名勝指定100周年記念の植樹祭(同記念事業実行委員会主催)が15日、奈良市月ケ瀬尾山のスポーツ公園であり、同公園近くの奈良市月ケ瀬小中学校(岡本英昭校長)の児童・生徒が参加した。児童と生徒の代表が先人が守ってきた梅林への思いを受け継ぐ決意を表明。今年の卒業生13人全員も駆け付け、児童生徒約70人が学年ごと9グループに分かれて、梅の苗木9本を植えた。

 

 同梅林は大正11(1922)年3月に国から最初に名勝指定された一つ。令和元年6月に発足した記念実行委員会(窪田良蔵実行委員長)は、記念誌の発行や記念碑の建立などの事業を実施しており、今回の植樹が最終の事業となった。

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