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チームが一つに フリアン監督が喜び - 奈良クラブ
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1点を先制した後だった。前半の終了直前、滋賀のカウンターをペナルティエリア直前で止めた奈良の選手がまさかの一発退場。優位な試合展開に持ち込むはずだった奈良が後半は1人少ない10人で戦うピンチ。それでもフリアン監督が後半に送り込んだ交代選手たちが奮闘。「自分たちのミスで1人少ない状況になったが、どの交代選手もレベルが高く、100%の力を出してくれた。チームが一つになった」と同監督は喜んだ。
ベンチワークがさえわたった。後半はフォーメーションを巧みに変えた。4―3―2に変更し、当たりの強い選手を中盤に投入。それでも劣勢を跳ね返せないと判断すると、4―4―1に変え、1人ではスペースを埋めきれず後手に回る両サイドを補い1点を守り切った。