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記者の新型コロナ感染体験記【前】

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 2月10日(木)17時ごろ、奈良市内の会社にいる私のもとに「長男(6歳)が発熱した」との電話が、長男を保育園に迎えに行ってくれた母(69歳)から入りました。そこから始まったコロナ感染の体験記です。

 

 

 

年長の長男6歳が発熱 発熱外来を受診

 

 ちょうど連休の前日で木曜日。近所で発熱外来をしている病院に聞くと、発熱外来は通常診療が終わってからになるので、行って良い時間になると連絡をもらえるとのこと。県のHPはよくチェックしていたため、発熱外来のリストも見ていました。

 

 家に帰り着くと、ぐったりした長男。保育園の帰りに「寒い」と言い、家に帰ると38度4分の熱が出ていたとのこと。病院からの電話はまだ入りません。その間に長男が「気持ち悪い」と嘔吐しました。

 

 通常診療が終わる20時を過ぎ、20時30分ごろ、病院から「ゆっくりお越しください」との電話。帰ってきた夫と3人で病院に向かいます。病院の駐車場で診察を待つ間、保育園にも連絡を入れました。すると長男と同じクラスの園児に陽性者が出たとの情報。その時点で長男もコロナ陽性だろうと覚悟しました。

 

 車まで医師と看護師に来てもらって診察。抗原検査を行い、15分ほど待って結果はやはり陽性。保健所に発生届を病院から出すので、保健所からの連絡を待って指示を受けるように言われます。5日分の風邪薬と解熱剤を処方してもらい、薬局でもドライブスルー形式で受け取って帰宅しました。

 

 そこから20日間近い隔離生活が始まりました。

 

 

 

隔離生活の始まり 保健所からの連絡を待ち

 

 まず伝えたいのは、診察時間外に対応いただいた病院の医師や看護師、保健所からの電話もすごく親切な対応でした。奈良県でも毎日にように1000人を超える感染者が出てとても大変な時期にも関わらず。

 

 そんな中で、実際に濃厚接触者となり、さらに陽性者となった立場から感じたことをあくまで個人的な記録として、印象や思いを記します。時期によって変わる点もあるかと思いますので、あくまで参考にお読みください。

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