生駒市補正予算 コロナ対策に3億3719万8000円
生駒市は4日、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用したコロナ対策に関連する3億3719万8000円の新年度の一般会計補正予算案を発表した。市は既に総額389億9000万円の令和4年度一般会計当初予算を発表しているが、補正後の予算案総額は393億2719万8000円となる。同日開会の市議会3月定例会に追加提案した。
コロナ対策は四つの柱。「市民の皆さまの暮らしに関すること」として、ICTを活用した地域活動を実施する自治会への補助金支給=補助対象経費の2分の1、上限50万円=(500万円)▷コロナ禍で文化・芸術活動の成果発表の場が失われていることに対するステージイベント実施(124万9000円)▷地域に出向いて図書の貸し出しができるハンディターミナルや電子書籍購入による図書館サービス充実(450万7000円)▷買い物などが困難な中、地域の集会所や身近な公園など定期的に買い物ができる移動スーパーやキッチンカーなど民間事業者と連携した移動販売の仕組み構築(61万3000円)―。