教育
42年の歴史に幕 平城高校卒業生ら惜しむ声
昭和55年開校。間もなく42年の歴史に幕を下ろす平城高校には、各界で活躍する卒業生からも惜しむ声が聞かれる。「閉校は本当に悲しい」という小説家の木下昌輝さんは「思い出すのはバレーボール部でのエピソードばかり。『将来は文章で人を楽しませる仕事をしたい』と思うきっかけも、回り持ちで書いていた部の日誌をみんなが面白がってくれたことだった」と振り返る。
一昨年2月の「3年生を送る会」にサプライズで登場したアイドルグループNMB48の元メンバー、渡辺美優紀さんは同校に2年生まで在学。「私の母校は平城高校」という渡辺さんは「平城高校は、ときに厳しく、本当に優しい先生方や同級生がいる素敵な学校。みんなの心に忘れずある限り、存続し続けると思っています」と話した。
同校では今月6日に卒業生が集う閉校イベントも行われる。