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歴史文化

穏やか修験道の始祖 - 大和路お寺をゆく(62)/ 桜本坊(下)/役行者倚像

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左手に経巻、右手に錫杖を持ってほほ笑む若き役行者

 吉野上千本で1350年の歴史を紡ぐ桜本坊は、修験道の根本道場。本尊の役行者倚像(えんのぎょうじゃいぞう、鎌倉時代、像高146.6センチ、木造、重要文化財)は、吉野から熊野へ続く大峰山系で修行を重ねた修験道の始祖、役行者19歳の姿という。

 

 岩に腰掛けた若き役行者は、ほほ笑んでおられるように見える。すらりと細いが筋肉質な両足は今にも歩み出しそうな力強さだ。

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