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天武ゆかりの白鳳仏 - 大和路お寺をゆく61回/桜本坊(上)/釈迦如来坐像

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釈迦如来坐像だが、膝の上にのぞく足先から半跏像であることが見てとれる

 吉野の桜の眺望が、もっとも美しいとされる吉野上千本に位置する桜本坊(さくらもとぼう)に、小さな白鳳仏が祭られている。像高約18センチの釈迦如来坐像(7世紀、重要文化財、秘仏)。銅で鋳造し鍍金(ときん=金めっき)を施した金銅仏である。

 

 優しく大らかな雰囲気を漂わせ、高く通った鼻筋が際立つ小さなお釈迦さまは、桜本坊を開いたとされる天武天皇が自身の念持仏として自ら造立したとも伝わる。

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