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「一つだけの、全ての命を守っていきたい」桜井高の東浦さん受賞

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表彰状を手にする東浦さん(右から2人目)と松田教諭(右端)、児島さん(左端)と生命のメッセンジャー=昨年12月17日、桜井市桜井の県立桜井高校

 県立桜井高校3年、東浦花羽さん(18)が、令和3年度「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクール(警察庁主催)で「警察庁犯罪被害者支援室長賞」を受賞した。東浦さんは昨年6月、同校で実施された全国巡回アート展「生命(いのち)のメッセージ展」(ミニ版)と同展の開催を推進するNPO法人「KENTO」の児島早苗代表(71)=奈良市=の講演を通して得た「どの人にも代わりはいない。この世界に同じ命など存在しない」との実感を素直な言葉でつづり、「一つだけの、全ての命を守っていきたい」と発信している。

 

 同展は交通事故や犯罪、いじめなどで命を奪われた被害者の等身大パネル(生命=いのち=のメッセンジャー)で命の重さを伝えるもの。交通事故遺族で危険運転致死傷罪の新設に大きな役割を果たした神奈川県の造形作家、鈴木共子さんが発案し、平成13年から各地で開かれている。

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