経済
壺阪工務店が破産申請準備
負債総額は推定1億円
東京商工リサーチ奈良支店は1日、木造建築工事業の「壺阪工務店」(高取町清水谷、東克彦社長)が1月29日に事業を停止し、破産申請の準備に入ったと発表した。負債総額は推定1億円。
同支店によると、同社は昭和45年9月に創業した。在来工法による木造建築工事を中心に事業展開。平成18年3月期には2億7416万円の売上高を計上していたが、その後停滞し、令和2年3月期の売上高は約8000万円に留まった。その後も業況は改善せず、社長の体調不良や多額の負債の返済も困難となったことから、今回の措置を取った。