歴史文化
顔出す春の気配 法華寺 フキノトウ
春を告げるフキノトウが、奈良市法華寺町の法華寺境内で芽吹き始めた。
フキノトウはキク科フキ属の多年草「フキ」の花で、地下茎により円形の葉(ふき)と花が別々の場所で咲くのが特徴。香りや苦味が特徴で、天ぷらや和え物として古くから食用とされてきた。
同寺では境内の浴室(からふろ)前などに群生している。
今年は例年より1週間ほど早く芽吹き出したといい「小さいものなので踏まないよう、拝観の際は足元にお気をつけください」と話している。