社会
刑法犯認知5150件 特殊詐欺件数減も被害総額増
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県警は23日までに、令和3年中の刑法犯認知状況(暫定値)を発表した。刑法犯の認知件数は5150件で、窃盗犯の減少など前年比で624件減少した。特殊詐欺の認知件数も前年より74件少ない101件だったが、被害総額は約3億351万円で約2440万円増えた。
県警生活安全企画課によると、刑法犯認知件数の3分の2を占める窃盗犯は3394件で、前年比で440件減少。窃盗犯の内訳は、住宅や事業所などへの侵入窃盗323件(前年比135件減)▽自動車やオートバイ、自転車の乗り物盗639件(同146件減)▽万引きや車上狙いなどの非侵入窃盗2432件(同159件減)―などで、いずれも前年比で減少した。