5～11歳の子どもに接種する米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省が21日、特例承認した。今後、公費での接種が認められる見込みで、県内でも3月以降に接種が始まる。ただ、保護者らの反応はさまざまで、専門家は「丁寧に説明する必要がある」としている。

　5～11歳用のワクチンは、国内では12歳以上のものとは別の製剤で、有効成分の量は3分の1。3週間の間隔を空けて2回接種する。