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個性豊か十二支守る - 大和路お寺をゆく60回/新薬師寺(下)/十二神将立像

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個性あふれる十二神将。中央が寅年の守り仏・真達羅大将

 天平19(747)年、聖武天皇の病気回復を願う光明皇后によって建てられた新薬師寺。「新」は新しいではなく、本尊・薬師如来の霊験があらたかである、との意味だ。

 

 本堂(国宝)に居並ぶのは日本最古にして最大の十二神将立像(塑像、像高152~166センチ、奈良時代、11体が国宝)。国宝の薬師如来坐像(木造、像高約190センチ、奈良~平安時代初期)を祭る丸い須弥壇(しゅみだん)の円周に沿って外向きに立ち、ボディガードのようににらみを利かす。それぞれ7000の家来を引き連れ、総勢8万4000の部隊でお薬師さまの世界を守る大将だという。

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