社会
「出鼻くじかれた」陣営関係者に衝撃 前川衆院議員 書類送検
「ほかの陣営もやっている」「代表就任直後に何で」「出鼻くじかれた」―。14日、日本維新の会の前川清成衆院議員が、公職選挙法違反の疑いで書類送検。衆院選の初当選からわずか2カ月半後、陣営関係者に衝撃が走った。
前川氏の陣営は公示日直前の昨年10月中ごろ、関西大学の卒業生らでつくる「前川きよしげを支える関大有志の会」の会員ら約2000人に会長名で封書を発送した。封書の中には、選挙運動期間中にのみ使用が認められている「選挙はがき」のほか、選挙でのボランティアスタッフの依頼や同氏のポスター掲示のお願いなどが書かれた書類が入っていた。「選挙はがき」は宛名やメッセージなどの記入を依頼する内容だった。