教育
修学旅行を延期 奈良県教委、コロナ対応方針
卒業式の親族数制限も
県教育委員会は13日、新型コロナウイルス感染症に対する県立高校などでの今後の対応方針を発表し、部活動の県外活動の自粛や修学旅行の延期などの方針を示した。新型変異株のオミクロン株の感染力の強さを踏まえ、基本的な感染防止を継続しながら教育活動を維持することが狙い。部活動そのものや公式試合への参加は可能とした。
新たな対応方針として、(1)基本的な感染防止策の継続(2)オンラインと対面を併用した「ハイフレックス型」の授業の実施(3)卒業式は卒業生と同居親族1人のみの出席で、オンライン中継を検討(4)部活動の県外活動と県外学校との交流の自粛(5)修学旅行を未実施校で次年度に延期(6)県立青翔中学校入学者選抜で新型コロナウイルスの感染者らには追検査を実施する―の6項目が示された。