社会
県対策会議 コロナ病床を再確保 保健所機能も強化
「いまなら。」は継続
県は12日、県庁内で新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催。本部長の荒井正吾知事は昨年末からの感染拡大を踏まえ、改めて医療提供体制を守るとともに、適切な感染防止を進めて日常生活も維持する方針を示した。通常医療用に回していたコロナ対応病床を元に戻し、体制を強化するほか、保健所機能の充実を図る。一方、2月末まで実施中の観光振興策「いまなら。キャンペーン」は3月以降も継続する方向で検討する。
会議で荒井知事は、県内でも確認されている新型変異株オミクロン株の特徴について、強い感染力が懸念▽重症化率は低い▽ワクチンは有効―の3点を指摘。その対応策として、医療提供体制の堅持▽適切な感染予防▽ワクチン接種の推進―に取り組むと説明した。