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西大寺で巨大掛け軸を初公開

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大日如来(掛け軸中央)と両脇侍を華麗に描いた「大日三尊」=9日、奈良市西大寺芝町1丁目の西大寺本堂

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 奈良市西大寺芝町1丁目の西大寺で9日、約7メートル四方の巨大掛け軸2点が初公開された。長年、巻いた状態で同寺が保管してきたが、由来など詳細は不明。傷みが進んでいることから同寺は応急修理を検討している。

 

 掛け軸は大日如来と両脇侍(わきじ)を描いた「大日三尊」と不動明王を中心に五大明王を描いた「五大尊」で、いずれも江戸中期のものとみられている。長年の間に破損が広がった部分もあるが、図柄や彩色はかなり鮮明で、この日、たまたま同寺を訪れていた立木清矢郎君(11)=三重県=は「お寺や仏像が好き。『五大尊』は迫力があり、『大日三尊』は色がきれい。こんな幸運があるなんて」と目を輝かせた。

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