社会
東京で奈良の集い オンラインで2年ぶり
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首都圏在住の県出身者やゆかりの人たちが集う令和3年度「ふるさと奈良の集い」(県、東京奈良県人会共催)が8日、東京都港区の奈良まほろば館で開かれた。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止した。今回はオンライン配信での開催で225人が視聴した。県人会役員ら十数人は会場で聴講した。
冒頭、荒井正吾知事は「日ごろの古里への支援に感謝する。奈良を良くしたいという思いで取り組む県政の諸課題を紹介する」とあいさつ。続いて知事は、リニア中央新幹線や大規模広域防災拠点の整備、大和平野中央スーパーシティ構想など県が進める事業について講演した。
また五條市出身でプロ野球読売ジャイアンツ所属の岡本和真選手からのビデオレターや同館のショップ、レストランを紹介。県特産品が当たる抽選会も行われた。
最後に、柗本俊洋東京奈良県人会長は「知事の講演を聞き、古里の大きな発展ぶりを心強く感じた。日本をリードするような奈良になってほしい。私たちも応援する」と締めくくった。