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見る角度で異なる顔 - 大和路お寺をゆく59/新薬師寺(上)/薬師如来坐像

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どっしりと安定感にあふれた薬師如来坐像。周囲を十二神将像が守護する

 深い歴史と豊かな文化が息づく高畑の町並みの東の端、春日山の麓に立つ新薬師寺は天平19(747)年、聖武天皇のきさき、光明皇后によって創建された。

 

 大仏造立の途上で体調を崩した聖武天皇の病気回復を願って開かれた同寺の本尊は薬師如来坐像(木造、像高約190センチ、奈良~平安時代初期、国宝)。本堂(奈良時代、国宝)に丸く築かれた須弥壇(しゅみだん)の中央で、躍動感あふれる十二神将(奈良時代、国宝)に守護されたお薬師さまは安定感にあふれ、見上げる者の心を安堵(あんど)で満たす。

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