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大和郡山市長 上田清さん(70) - わかくさ国体の記憶-次なるフィールドを目指して(4)

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山岳競技の競技役員として活躍した上田清さん=大和郡山市役所

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 当時、県立郡山高校山岳部の顧問で、県山岳連盟の一員としてわかくさ国体の山岳競技の運営にかかわった。同競技は昭和59(1984)年10月12~17日に天川村、上北山村の大峯、大台ケ原山系で実施。3人1チームで、地図とコンパスを使って設定されたポイントを探していく「踏査(オリエンテーリング)」▷過酷な荷物を背負って山道を駆け、タイムを競う「縦走」▷岩場を登る「登はん」(少年男子、女子はなし)-の3部門が行われた。

 

 上田さんは同58年7月に郡山高校山岳部の生徒と長野県・常念岳を登山中、落雷で大やけどを負ったが、9月には退院し、大会成功に向けて奔走。会計を担当し、広告を集めるために営業回りもした。一方、当時は開催県の優勝が必達目標とされていたため、選手の強化にも力を注いだ。 競技当日は天川村の運営本部で進行を管理。「山深いためコース取りに苦労はあったが変化に富んだいいコースだった。地元の人も応援してくれ、選手たちに喜んでもらえたと思う」と振り返る。

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