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橿原神宮で歳末大祓

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布を切り裂き罪や汚れをはらう神職=31日、橿原市久米町の橿原神宮

 大みそかの31日、橿原市久米町の橿原神宮(久保田昌孝宮司)で、「歳末大祓(さいまつおおはらえ)」が営まれた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の参拝者らは参加せず、神職や巫女(みこ)ら約40人が斎館前に集まった。

 

 6月と12月に行われる伝統神事。大祓詞の奏上後、人の形をした紙の形代(かたしろ)で体をなでたり息を吹きかけたりして罪や汚れを人形に移した。それを全国の崇敬者から送られてきた形代とともに、神職が絹や綿の布を切り裂いてはらった。同神宮の北島利雄総務部長は「罪汚れのない清浄な心身になって新年を迎えてもらえれば」と話した。

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