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近鉄 年末年始に臨時列車 団体専用列車「楽」を快速急行に

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越年ダイヤで初めて快速急行として運転される近鉄団体専用列車「楽」

 近鉄は大みそかから元旦にかけて、吉野線と田原本線など一部路線を除き終夜運転を行うとともに、年末年始に臨時列車を走らせる。

 

 越年の終夜運転では、大阪難波と近鉄奈良駅間に団体専用列車「楽」を快速急行として追加運転。事前の申し込み無く誰でも乗ることができる快速急行として運転するのは、今回が初めてとなる。

 

 「楽」は、4両編成で前後の車両は2階建てとなっている団体専用列車。運転は合計2往復。来年1月1日午前0時2分に大阪難波駅を発車し、近鉄奈良駅に同0時46分に到着。折り返して同駅を同0時58分発、大阪難波駅1時51分着。再び、大阪難波駅午前2時17分発の近鉄奈良駅行きとなり、近鉄奈良駅着は同3時14分。折り返して近鉄奈良駅を同3時20分に発車し大阪難波駅に同4時12分に戻る。停車駅は快速急行と同じ。

 

 乗車には特急料金などは不要。また、新型コロナウイルスの感染状況等により、臨時列車の運転を取りやめる場合があるという。

 

 このほか、、列車計224本とケーブルやロープウエー111往復で、大みそかから元旦にかけて臨時列車や運転区間を延長する。県関係では、大みそかに大阪線の大阪難波発宇治山田行きと五十鈴川発大阪難波行きの特急各2本。一部で新型特急車両「ひのとり」を使用する大阪線の特急は下りが1時間おき、上りが1時間から2時間おきの運転となる。

 

 京都線特急の京都発宇治山田行きは2本、五十鈴川発京都行きは1本運転される。南大阪線は大阪阿部野橋と橿原神宮前間で上下各2本運転する。

 

 普通列車は、大阪線の大阪上本町と榛原・名張間で約30分間隔の終夜運転。奈良線の普通列車は15分から30分間隔で終夜運転。京都線は京都から橿原神宮前間で約30分間隔、南大阪線は大阪阿部野橋と橿原神宮前間で普通と一部準急が30分から60分間隔で終夜運転。天理線は平端と天理間で約30~50分間隔で終夜運転。けいはんな線や生駒線、信貴線でも終夜運転を行う。

 

 生駒ケーブルの鳥居前と宝山寺間で57往復の終夜運転。宝山寺から生駒山上間で早朝18往復。西信貴ケーブルで28往復の終夜運転、葛城山ロープウェイで早朝8往復の臨時便を運転する。

 

 また、元旦から1月10日までの土曜と休日に、大阪線や南大阪線などで臨時や運転区間延長を行う。

 

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