社会
2021回顧(4) 国体主会場整備
最後まで議論はかみ合わなかった。
令和13年の国民スポーツ大会(現国体)に向け、県立橿原公苑と橿原市営橿原運動公園の全部を交換し、運動公園で国スポ主会場を整備する構想。11月22日の同市議会の特別委員会で賛成少数となったことを受け、亀田忠彦市長と荒井正吾知事はそれぞれ構想の断念を表明した。
構想は公苑(約10ヘクタール)と運動公園(約30ヘクタール)の全部を交換して、県が運動公園に第1種陸上競技場など主会場を整備する内容。県と市は覚書を結び、協議を続けてきた。