近鉄八木駅周辺重点防犯防災関連協議会(堀本文男会長)は22日夜、橿原市の近鉄大和八木駅周辺で年末恒例の防犯啓発活動を実施した。

　協議会は同駅名店街協同組合や、橿原署、駅、市などで構成。堀本会長によると、年末の防犯啓発活動は三十数年前に民警一体の取り組みとして始まった。この日はメンバーら約40人が参加。亀田忠彦市長や福井功橿原署長らも駅構内に立ち、特殊詐欺への注意や交通事故の防止を呼び掛ける啓発グッズを駅利用者らに配った。駅の周辺でパトロールも行った。堀本会長は「犯罪も多様化している。地域一体の取り組みで年末の犯罪を防ぎたい」と話した。