社会
ムジーク実行委、社寺公演を拡充 来年度事業へ意見交換
音楽祭「ムジークフェストなら」の令和3年度第3回実行委員会(会長・荒井正吾知事)が22日、奈良市登大路町の県文化会館で開かれ、来年度の事業計画について意見交換した。同委員会は来年5月15日から6月5日の開催日程を決めており、今後は事務局が出演者ら事業の詳細を調整、来年2月に開く次回委員会で計画を最終決定する。
事務局が示した計画の素案では、東大寺大仏殿で開くオープニングセレモニーに県出身でバイオリニストの友滝真由さん、コントラバス奏者の大槻健さんらを起用する方針が説明されたほか、十分なコロナ対策を講じた上で社寺公演の会場を前年度の9社寺から、従来並みの26社寺に拡充するとした。