社会
2021回顧(2) 衆院選
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コロナ禍の中、第49回衆院議員総選挙が10月19日公示、31日投開票で行われた。県内小選挙区は1区が野党統一候補となった立民前職の馬淵澄夫氏、2区は自民前職の高市早苗氏、3区は自民を離党した無所属前職の田野瀬太道氏が当選。また、比例代表近畿ブロックに単独立候補した自民前職の奥野信亮氏が議席を守ったほか、県1区から重複立候補した自民前職の小林茂樹氏と維新新人の前川清成氏が復活当選。県関係の衆院議員は選挙前より1人増え6人になった。
自民は再選された田野瀬氏を追加公認し、比例復活の小林氏を含め、「議席維持」を果たした格好。ただ、直前の党総裁選で注目を集めた高市氏が圧勝した2区以外では、課題を残す結果になった。来年の参院選に向け、県連には改めて1区敗戦の分析と責任の明確化、3区の公認問題をめぐる説明責任が問われる。