社会
「第6波」備え事前研修 保健所への応援で奈良県職員
新型コロナウイルスの「第6波」に備え、県は17日、職員約100人に対する県保健所の応援に向けた事前研修を開始した。保健所への応援職員をあらかじめ当番制で決め、初動対応チームを編成。事前に研修を実施することで、感染拡大時に派遣された応援職員が円滑に対応できるようにするのが狙い。この日は大和郡山市満願寺町の郡山保健所で研修を開き、参加した県職員21人は疫学調査などを実際に行った。後日、中和保健所でも研修が実施される。
研修は、保健所でのコロナ対策の全体像のほか、疫学調査の手順や濃厚接触者の健康観察を確認のやり方、感染者情報の入力の仕方などを学んだ。