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橋村執事長に聞く!世界遺産東大寺の昔話と思い出の場所 - 第5回 鯖の木のお話・執事長おすすめ写真映えスポット

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鯖の木のお話

 橋村執事長

 

「大仏殿の西廻廊にある菩提(ぼだい)樹には言い伝えがあります。聖武天皇の御代、大仏開眼をする時、鯖(さば)売りのおじいさんが鯖をお供えするとやってきました。お供えをした後、おじいさんはこつぜんと姿を消し、鯖は華厳経の巻物に変わっていました。

 

そして鯖を担いできた担ぎ棒は地面に突き刺さっていて、それはやがてビャクシンの木に成長しました。ビャクシンの木は、平安時代に広まっていた日本を護ってくださっているという木です。その木が元気なら国も寺も栄え、弱ると戦や干ばつが起こったといわれています。霊木として信仰されてきました。

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