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香芝の新たな特産品に、澤田酒造が県産酒米「露葉風」で酒造り

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豊かに実った露葉風の稲をコンバインで刈り取る関係者=9月下旬、香芝市上中

 香芝市五位堂6丁目の澤田酒造(澤田定至人代表)が、県内だけで栽培されている酒造好適米「露葉風(つゆはかぜ)」を使った酒造りに挑んでいる。地元農家や同市をはじめ、県農業協同組合(JAならけん)、県酒造組合など関係者の協力も得て今春から酒米作りを始め、9月下旬に無事収穫を終えた。収穫した酒米は930キロで、来年2月の醸造開始を待っている。同社関係者は「香芝の新たな特産品に育てたい」と意気込んでいる。

 

 同社は創業から約190年の歴史を持つが、杜氏の不足などから2年ほど前まで約30年間休蔵していた。しかし、今年の各種日本酒品評会で入賞を果たすなど、醸造再開後は着実に実績を重ねている。

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