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庁舎機能のミグランス集約案 橿原市、議会提出へ

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 耐震強度不足などに伴う橿原市役所本庁舎整備に関して、同市は1日、既存施設に庁舎機能をいったん分散した後、17年後をめどに近鉄大和八木駅前の市有複合施設「ミグランス」を本庁舎とする案の事業化に必要な議案を、市議会の12月定例会(6日開会)に提案すると発表した。分散先となる既存施設の改修設計委託費を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案のほか、庁舎機能の大部分を移すかしはら万葉ホール(同市小房町)に本庁舎の位置を変更する条例改正案を提案する。

 

 ミグランスへの集約案は、同施設を管理運営する特別目的会社(SPC)との契約が令和20年に終了するのを見越し、現在のホテル部分(5~10階)などを改修して、同年に施設全体を本庁舎とする計画。現本庁舎は既存施設に機能を分散させた後、令和7年3月に解体完了を予定。跡地は利活用する想定だ。

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