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桜と琴と誕生の伝承 宇陀市(3)、奈良市(1) - 奈良に息づく義経伝説【7】

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 源義経や母常盤御前にまつわる伝承が多く残り、背景に源氏との関係が考えられる奈良県宇陀地域。宇陀市大宇陀守道(もち)にも地元で「義経桜」と呼ばれる桜がある。

 

 「義経が吉野山へ逃げ延びる道中、家で宿を取り、そのお礼に植えられた桜だといいます」。先祖代々、同地区の八坂神社の神主をしていたという津吾井義昭さんは父からそう伝え聞く。

 

 義経桜は神社の入り口、鳥居横にある。下方に倒れて朽ちたような古木から、新芽から成長したのだろう幹が元気良く枝を伸ばしている。津吾井さんは「派手な桜ではありませんが、毎年きれいな花を咲かせています」と語る。

 

古木から成長した若い幹が成長している「義経桜」

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