県は26日、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者はいなかったと発表した。新規感染者の報告は20日以降、1週間連続でゼロ。また入院患者も同日までに全員退院し、昨年7月3日以来で1人もいない状態になった。感染者の累計は1万5928人(うち県外との重複492人)のまま変わらず、宿泊療養は1人。

　荒井正吾知事は同日の定例記者会見で、県内の感染改善状況を踏まえた上で、引き続き感染防止、医療体制の維持に努める姿勢を説明。「病床と宿泊療養を合わせて、第5波のピークを超える1613人分のキャパシティーを確保、維持することで、県民に安心感を持ってもらいたい」と話した。