経済
伝統楽しむ正月商品 中川政七商店が55種販売
生活雑貨企画・製造販売などの中川政七商店(奈良市、千石あや社長)は、現代の暮らしに溶け込み、伝統文化を感じ取れるお正月関連商品を販売している。鏡餅やしめ縄といった「お正月を飾る」しつらい35種をはじめ、甘酒や餅などの「お正月を味わう」食品、小物17種、重箱やえと飾りの手づくり体験セット3種の計55種で、過去最多の商品数となっている。
お正月を飾るしめ縄飾りでは、縁起物の「つるかめ」(3850円、価格はいずれも税込み)、来年のえとが付いた「寅(とら)」(7700円)のほか、願い事を形にした「めがね」(5500円)やミニサイズのものなどを提供。えと飾りでは、陶器や一刀彫、張り子など、さまざまな表情のとらがそろった。