歴史文化
石本さんが俳句書展 28日まで名勝大乗院庭園文化館
奈良市在住の書家、石本秀正さん(73)=書道教室「一羔舎書室」主宰=による書展「石本秀正 和みの書~五・七・五 筆まか勢 VOL.3」がきょう25日、奈良市高畑町の名勝大乗院庭園文化館で開幕する。28日まで。
正岡子規、夏目漱石ら著名人の句と現代を象徴するカタカナ言葉に季語「終戦日」を調和させた作品や、「ワクチン」「人流」などコロナ禍を詠んだものなど、現代の市民の句を加えた計20句を多彩な書体、書風で揮毫。また、俳句結社「南柯」の和田桃主宰が豊かな感性を詠み込んだ句を書にした7点も展示している。